大正・昭和初期を背景にしたドラマでは、銘仙(めいせん)や矢絣、昭和レトロな着物コーデが随所に登場。
本記事では、各作品の着物特徴や今風アレンジ方法も詳しくご紹介します。
① あんぱん(2025年・NHK朝ドラ)
舞台:大正~昭和初期
主な着物: 銘仙、矢絣、小紋、紬などの普段着着物
【着物の特徴】
- 大正〜昭和初期にふさわしい大胆な銘仙柄や矢絣
- 色は朱色系や黄色、茶系ベースでレトロ感◎
- 今田美桜演じるのぶの紬着物が「ルイ・ヴィトンみたい」とSNSでも話題に
【今風アレンジポイント】
- 銘仙風の半幅帯で浴衣や普段着スタイルに華やかさを
- 丸襟ブラウスやクラシカルな髪飾りをプラス
- レトロな帯留や小物でモダンな雰囲気に
② 波うららかに、めおと日和(2025年・フジテレビ)
舞台:昭和11年
主な着物:紬、絞り小紋、大柄の羽織、矢絣やとんぼ柄
【着物の特徴】
- とんぼ柄や矢絣など、昭和初期らしい柄使い
- レトロな紬と絞り小紋の組み合わせが可愛い
- 羽織を重ねることで見た目にも実用性にも◎
【今風アレンジポイント】
- 紬やウール素材で日常コーデ風に
- シンプルな羽織をスキニーパンツやスカートと合わせて
- 古着の銘仙羽織を取り入れて個性的に
③ 花子とアン(2014年・NHK朝ドラ)
舞台:明治末~昭和初期
主な着物:大正ロマン柄、銘仙、クラシカル小紋
【着物の特徴】
- 大胆でカラフルな大正ロマン柄の銘仙
- 帽子やレース小物など西洋要素とのミックス
- 色の組み合わせが映えるカメラ映え◎
【今風アレンジポイント】
- アンティーク帯や帯締でコーデに深みを
- レース手袋や丸襟ブラウスを重ねてレトロ感UP
- シャルウィバッグの持ち手風、モダンな和小物を合わせて
④ カムカムエヴリバディ(2021年・NHK朝ドラ)
舞台:大正~昭和~平成
主な着物:矢絣、小紋、戦前・戦後スタイル
【着物の特徴】
- 世代ごとに違う着物スタイルを楽しめる
- 矢絣や木綿着物など庶民的な普段着も多い
【今風アレンジポイント】
- カジュアル浴衣×デニムパンツで現代ミックス
- 木綿やウール系で普段使いコーデ
- 下駄やトートバッグでラフに
⑤ おちょやん(2020年・NHK朝ドラ)
舞台:大正~昭和(大阪)
主な着物:町娘の木綿着物、芸妓・女優衣装
【着物の特徴】
- 実用性重視の町娘コーデが多い
- 舞台衣装としての艶やかな着物も華やか
【今風アレンジポイント】
- 帯締めや帯留めで色味にアクセントを
- 大ぶりの髪飾りで華やかさプラス
- 下駄×レトロ着物で和モダンスタイルに
大正〜昭和初期の着物は、現代の和装コーデに取り入れやすく、個性的で可愛いものがいっぱい。
各ドラマを観て、お気に入りポイントを探してみてくださいね!